今日の夜空には
たくさんの星と上を向いた月が輝いていました。
昨日、初めての動物病院で先生がビーグル犬の月の顔を見て
「あれっ、あなたビーグルらしからぬお顔をしてるわね。」とおっしゃいました。
そうかなぁと思いつつも、話の流れで「以前はラブラドールを飼っていました。」と言ったら、
「なるほど。だからね。」と言われました。
ラブラドールに似ている月を選んだとおっしゃりたかったのか
ラブラドールのハナと同じように飼っているからなのか
はたまた、ハナの魂が近くにいるのかはわかりませんが
「なるほど。だからね。」の意味はとても気になりつつも結局その意味を聞けませんでした。
そんなことを考えながら先程、空を見上げて星と月を眺めていたら
昨年の今日は何をしていたかなぁと急に思い出したくなり、
コンピューターに保存してある写真で記憶をたどることにしました。
すると、大きなハナが落ち着いてぐっすりと眠る写真をたくさん撮っていました。
ハナはこんなに大きかったんやなぁ・・・と改めてそのサイズの大きさを感じるとともに、
ハナのサイズ感に慣れていた私は、無邪気で小さい仔犬の月にずっと違和感がありました。
しかし、いつの間にか、その違和感がなくなり、むしろ月のサイズに慣れていることに気付いたのです。
星になったハナと仔犬の月。
今日は星も月もどっちもおんなじぐらいキレイなぁ・・・
そう思いながら空を眺めて突然浮かび上がったことは、
そうやなぁ、知らず知らずにおんなじになってんねん。そうや、おんなじやねん・・・
かつてラブラドールのハナを愛した気持ちとおんなじぐらいの強さで
私はビーグル犬の月を愛している。
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