家族ではなく、私ひとりで実家に帰るのはもう何年も前だろうと思いました。
嫁や子供たちと実家に帰ると、親も嬉しい半面、何かと気を使ったりしますが
私ひとりとなると気分的にも楽なようです。
親父はもう75歳でお袋は77歳。
体も少しずつ曲がり、いっしょに歩いても足取りもゆっくりで
やはり老いに勝つことは難しいのだと改めて実感してしまいます。
昔、兄貴とともに使っていた部屋に布団を敷いてもらい、
布団に入って、天井を見上げ、何気なく箪笥の上に乗っかっているモノを見つめると
子供のときに大切にしていたグローブを見つけました。
いつ頃、このグローブを使っていたかなぁと考えてみたら、
きっと10歳ぐらいの頃、そうか、長女の春と同じぐらいの時なんやなぁと思い、
その頃の親父と今の私を頭の中で少し重ねてみたりしました・・・
今回の大阪出張の収穫。
私には大切な家族、親、友人、取引先がいる。
自分が育った場所を愛している。自分が進んできた道は間違っていない。
そして、仕事や日常で関わりのある皆さまに改めて深く感謝する気持ちを持てたこと。
大阪主張報告 終わり。
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