dogdeco HOME 犬と暮らす家の日記

犯人はだれだ! vol.40 親父。
JR大阪三越伊勢丹の開店から早、2週間。
開店準備から合わせると約1か月に及ぶ実家での長期滞在となった。

15年前ぐらいに実家を飛び出してから、こんなにも親といっしょに
同じ屋根の下で暮らした時間は無い。
親父は毎日、「功。駅まで送ったるで。」と言い、
私は親父に運転手をしてもらうほど偉くはないと苦笑いしながらも、
親父とともに狭い軽自動車の空間で過ごす時間も悪くないなと思って、
甘える形で毎日約10分の二人だけの時間を過ごしている。

親父は今乗っているオートマチックの軽自動車に乗り換えるまで、
ずっとミッションの自動車に乗っていた。
それゆえに、どうもオートマチック車の運転が自分の性分に合わないのでしょう。
毎日、たった10分の間に幾度となくカックン、カックンときついブレーキをかけ、
その度に私は「ホンマに危なっかしいなぁ。」と言うけども
「ごめんよ。」と言うやさしさあふれる親父の言葉を聞くと、もうそれ以上は何も言えないでいる。

もともと親父と精神論や男の生き様について深く話したことはないけれど
ずっと、ただただ真面目に仕事をする親父の背中はしっかりと見てきた。
今、思うと男同士の親子なんてそんなものかもしれない。
口うるさく何かを言われたって、反発するだけできっと何も言うことを聞かなかったのだから。
親父はそんなことを知ってか、知らずか、我が息子の思うがままの進路相談にも
「好きにせい。」としか言ったことがない。何も「やめておけ!」とは言わなかった。
 
昨日もJR伊丹駅まで親父と過ごす10分間のドライブ。
到着して「ありがとう。」と私が一言伝えると、
親父は「無理するなよ。体に気をつけてな。」と言った。
空を見上げると伊丹空港に離着するジェット機が大きな音を立て、私の頭上を通り過ぎて行った。
子供のころに見ていたジェット機より少し小さく見えた様な気がする。
親父の背中も・・・

明日、久しぶりに東京に戻る。
娘たちよ。元気ですか?
パパはめちゃくちゃ元気です。


どこにでもある普通の家族の親父と娘の物語 犯人はだれだ!シリーズ


dogdeco HOME 犬と暮らす家    isao ikeda
by dogdeco | 2011-05-17 07:32 | 犯人はだれだ! | Comments(0)
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