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dogdeco HOME 犬と暮らす家の日記

犯人はだれだ! vol.46 サンタさん。
今年も残すところ、あと18日。
例年のような寒さがなく、その実感がわかないけど、
気候とは関係なく、あと10日ほどで娘たち待望のクリスマスはやってくる。

もはや長女の春はサンタさんとは誰かという存在を知り、
だけどまだ次女の青は煙突の無い我が家に、どうやってサンタさんが
入って来るかということを常々考えている。

さて、いよいよ困ったものだ。
春を巻き込んで青にはサンタさんのことを内緒にしておくか、
例年通り何も語らずに枕元にプレゼントを置くか、
それともあえて差出人をサンタさんにしてクロネコヤマト便で送るか、
はたまた、青にもサンタさんの存在を教えるか、作戦を考えなければならないのだ。
まぁでもその方法は嫁に任そう。
未だに私は娘たちが何を欲しがってるかすら知らないのだから・・・

最近、長女の春の服が無いということでズボンを買いに行った。
周りの同級生と比べて背の低い春に、「サイズは110でええんか?」とからかうと、
「何言ってんの?140か、150!」とキレ気味に答えてくる。
そんな中、「おっ!これええやん。」と私が見つけたズボンを
「うん、これいいね。」と珍しく、春と意気投合した。
でもじっくり見てみると、「このズボン、細すぎて、丈が長いなぁ。春には無理かなぁ。」ということで
「1回、試着してみ。」ということになった。

すると、試着した春を見てビックリ!
裾上げをするどころかむしろ、「あれ?ちょっと丈が短くない?」ということで、
私が想像していた春の服のサイズがもう大人のサイズに近づいていることに愕然とした。
そして、私のカラダのスペックと全然違う春のカラダについて嫉妬し、つぶやいた。
裾上げせんでええというのはどういうことやねん・・・
私は生まれて41年、裾上げをしなくて済むズボンと巡り合ったことがない。
いや、あるな。小学生時代の半ズボンだけは。

そして、次女の青も最近はメキメキと背を伸ばし、線が細くなった。
3700gを超えるふてぶてしい姿でこの世に誕生してから、
青はムッチリガッチリがトレードマークだったのに、ここにきてスマートになってきた。
春のお下がりを、春とは違う見え方で着こなす青もやはり今風のカラダに変化してきているのだった・・・

今年は3月11日の震災後、計画停電があり、寒い夜、ろうそくの灯りで過ごす家族の時間もあった。
長らく、大阪出張で単身で過ごし、やっぱり家族ってええなと思うことが幾日もあった。
そして、年末になって2人の娘が知らず知らずに大きくなったものだと実感した。

今日も家族で囲む何気ないいつもの朝食風景。
もう春には通用しないと分かっていても、つい例年通りのお決まりのフレーズを言ってしまう。
「春!青!はよ、食べんかい!はよ食べへんかったら遅刻するぞ!
お前らが言うこと聞けへんかったらサンタさんに言うぞ!。今年はうちには来なくていいよ!って。」
犯人はだれだ! vol.46 サンタさん。_f0068145_11502378.jpg

どこにでもある普通の家族の親父と娘の物語 犯人はだれだ!シリーズ


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by dogdeco | 2011-12-13 12:13
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